耐障害性とは、クラウドにおけるシステムが一部のコンポーネントやインフラストラクチャで障害を起こした場合でも、その影響を最小限に抑え、 継続的なサービス提供が可能な状態を保つ能力を指す
AWSクラウドで「耐障害性」を向上させるためには、次のような施策がある。
◆1.マルチアベイラビリティゾーン(Multi AZ)配置:同一リージョン内の複数のアベイラビリティゾーン(AZ)にリソースを分散させることで、 一部のAZで障害が発生してもサービスが継続できます。
◆2.ロードバランシング:AWSElasticLoadBalancerを使用して、複数のインスタンスにトラフィックを均等に分散させることで、 一部のインスタンスがダウンしてもサービスが停止しないようにします。
◆3.フェイルオーバーとフェイルバック:システムに障害が発生した場合に、事前に設定したルールに基づいて自動的に別のリソースに切り替え(フェイルオーバー)、 障害が解消されたら元のリソースに戻る
